【フラット35】固定金利と変動金利はどちらがお得!?
こんばんは、貧乏父さんです。
家を建てるにあたり大半の方は住宅ローンを組むことになると思います。どちらが良いか?と言えば、慎重派なじぶんは固定金利と思っていました。
しかし、
フラット35
9割以下借りで1.080%
9割超借りで1.520%
変動金利は0.444%
ここまでくると、変動金利の勝利ですね。職場の同僚は0.668%の変動金利で、すでに5年近く返済しているので先見の明ありといったところ。
貧乏父さんのように高金利時代を知っていると変動金利は怖いのですが、とりあえずまだこの低金利水準は継続しそうです。
1.25%位で急がなきゃと慌てていたのが懐かしい。もしフラット35を考えるなら頭金は最低でも1割は用意しないと損。でも、借り換えはあとでもできるので今なら変動金利かな。タダみたいなものですから。繰上げ返済に回せるお金があるなら純金積立とかして投資に回した方が良いのだろうと。
FXは簡単にお金がとけるのでダメです。株はセンスがいるし、完全に景気に左右されるので回すなら本当の余剰資金で。うまくいけば返済を楽に出来るかもしれません。
生活の満足度を上げることと、最適なお金の使い道とは一致しないかもしれません。極端な話、家を建てるリスクと、保険等も含んだ固定費は賃貸より遥かに上です。物件価格の上昇が見込めない昨今ではマンションなんかは本当にリスキーな投資です。あまり意識されていませんが、一般的に住宅購入は投資なんです。資産が資産たるには価値が目減りせず、時に上昇しなければなりません。
購入を考えているそれは、価値が上がりそうですか?じぶんが考える価値ではなく、此処で言うのは市場価値です。人口はどんどん減っていきます。就労人口も合わせて減っていきます。買う人が減れば価格は下がっていきます。夢のマイホームも夢抜きの計算も時には必要かもしれませんね。
貧乏父さん、頑張ります!!
C値とQ値、カタログスペックに騙される。
こんばんは、貧乏父さんです。
今日は、仕事仲間と家のスペックについての話題が出たのでこれまでモヤモヤしていたカタログのまやかしというか、嘘というか、ハッタリというか、いかさまについて書いてみたいと思います。
家を建てようと思い立って、住宅について調べ始めて、住宅展示場を回って〜というあたりで必ず耳にする用語、Q値とC値があります。どちらも省エネルギー住宅を目指す上で基準となる数値です。
C値とは、隙間に関する値。すき間とは、隙間風の隙間です。相当隙間面積を表します。値が小さければ隙間の少ない高気密な建物だということになります。
Q値とは、熱損失係数。値が小さいほど断熱性の高い、熱損失の小さい家と言えます。イメージとしては、一度暖房を入れたらいつまでも暖かいお家ですね。
C値の測定は、換気口などの穴を全て塞いで部屋の空気を機械で強制的に排出します。この時の気圧の差と風量によって算出します。
・・・ん?
換気口って、普段開いてないか??開いているものを無理やり塞いでそれ以外のすき間具合を測ることにどれほどの意味があるのだろう。。。練炭自殺するとかなら別ですけど、それをするにしても換気口はテープで密閉しないとダメだよね。
Q値、熱損失の方はどうかというと、一般的に熱損失の大きな部分は窓。大きな窓はオシャレだし景観の良いところなら素敵ですよね。おっと、窓が大きければ熱損失も大きくなる。せっかく暖めた部屋がすぐ冷えてしまいます。つまりエコじゃない。
Q値とC値が低ければ高断熱・高気密の家ということです。断熱材で覆われた窓と継ぎ目のない箱が最強!!
って、
イカれた引きこもりでもない限りそんな魍魎の匣みたいな家に誰が住みたいというのだろう。。。
勉強すればするほどハマりやすい罠のようなものです。もちろん、数値が優秀なことはダメじゃないです。ただ、数値だけ優秀な値を出すように仕組んだ家なんていくらでも設計できるということは頭の片隅に入れておいて損はないです。
これは、お客を引っ掛けやすい似非科学ですのでQ値とC値ばかりを連呼する営業マン氏は少し斜めから眺めるくらいでちょうど良いと思います。どんだけ高気密だってうたったところで換気口空いてるわけで締め切っていて酸欠状態にはなりませんよ。
じぶんは風通しの良い古民家みたいな家って好きです。熱損失したなら安価に暖められれば良いし、すぐ暖まりたいならそれこそ吹き抜けなんて見てくれを重視して作らなければ良い。吹き抜けにはシーリングファンをつけるとかひと工夫が必要。
マニアックな数値にだけ引っ張られても良い家にはなりそうもないですね。
貧乏父さん、頑張ります!!