住宅展示場でチェックするべきところ
住宅展示場でチェック!
住宅展示場に並んでいる家、大手の価格帯がお高いメーカーも、地元で頑張っている中堅メーカーもどの家も素敵な作りになっています。おそらく最初はあちこち見て回ることになると思いますが、いったいどこを見るようにしてますか?
どこも、お金に糸目をつけず飾った家を建ててますから、同じ家を建てようとするとかなりえらいことになってしまいます。また、魅せるための家が住みやすいかというのも別の話です。無駄にひろい吹き抜けとか、気になるところは色々あります。
と、間取りにケチをつけてもこれはあくまで「展示」するための家ですので、その企画力は、営業さんと話をしてみて評価していくとして、、、実際に住宅展示場に行ったらどこを見るか?について考えてみたいと思います。
埼玉県のとある住宅展示場で、すごく素敵な部屋の壁(漆喰)剥がれている(浮いている)のを見つけたことがあります。指で軽く触ると完全に浮いている・・・。これはおそらく作り方の問題ではなく、素材の性質かなと。見た目は白くてきれいな壁なんですけどね。とりあえず、貧乏父さん聞いてみました。
「こちらの家はどのくらい建っているのですか?」
っと。
営業氏、自信があるのか
「まだ、1年経っていないのでピカピカなんです」
う~ん・・・。この場所で商談もしてるのだろうに、毎朝、見回ったりや点検はしていないのかな?それとも気にしていないのか??あの飾り窓を出したその上、浮いている壁を悪がきが見つけたら30cmくらい剥がされそうだけど。。。
雰囲気に圧倒されるべからず!
センスがない展示場は論外だとしても、普通はどこのハウスメーカーもそれぞれ素敵に作られています。なので、継ぎ目とか人の動線を考えてドアのあく方向とか、細々したお仕事の丁寧さをよくよくチェックしておきたいところ。
いちばんお金を無駄に掛けて魅せることを目的にした家、なのですから。これがダメなようなら、実際に注文を受けてコストも重視して家を建てるなんて、期待できないだろうってことです。
造作が多いところは、だいたいそれぞれがいくら位で作られているのか参考に聞いておいた方が良いですね。それがあるから素敵に見えるってことも多かったです。安く上げようとするとIKEAとかニトリとかになるんだろうなぁ・・・。時間があればじぶんでD・I・Yできるかもしれませんけど。
大らかに厳しく!
天窓とか、雨漏りや掃除とか大丈夫???っと貧乏くさい目でチェックしてしまってもだんだんつまらなくなってくるのでこういう企画もあるんだな~くらいで大らかに見学したいものです。でも、継ぎ目や建てつけなどの部分はさりげなく見ていたりします。
貧乏父さん、頑張ります!!
住宅の信用とは?秋田県の第三セクターであった秋田県木造住宅株式会社の販売した欠陥住宅を考える。
お得な存在しない!?
カテゴリーは家を買うな!ですが、正確に表すと「お得感に惹かれて」家を買うな!!です。あれこれと家について勉強した結果、お得な家・お得な土地などないということがよくわかりました。
「お得=相場より安い」という構図なら捜せばあると思います。ここでいうお得とは本来はもっと価値があるものであるのに市場ではそれほど評価されておらず、将来的には疑いなく正当な価値が認められると思われるもの。
そんなもんは・・・ねーです。
細々した価値についても評価した上で、販売会社の利益を乗っけられているのが販売価格です。だから購入者の見極めなんて、ぼってるか、ちょーぼってるかの判断くらいにしか役にたたない。だってお得なものはないんだから・・・。
思い出ぽろぽろ?
秋田県木造住宅株式会社が千葉まで進出した挙句、とんでもないイカサマな欠陥住宅で巷を賑わせたあの事件。出資者の県も銀行もみんな知らん顔したケド、売る時は県の後ろ盾があることを前面に押し出してましたよね?ひどいなぁ・・・。結局、みんなとぼけて保障どころか泣き寝入り・・・。
第三セクターが作っても泣き寝入り。まだ大手ハウスメーカーの方が保障するかな?いや、それは会社の体質によりそうだ・・・。
そうそう!
お得感があるものなんて(ほとんど)ないってのが現状だけど、安定した地盤は施主を裏切りません。千葉の欠陥住宅だって地盤が田んぼや沼地を埋め立てて造成した土地なんかでなければ、もう少しはマシだったはず。弱い地盤に杭打ちをするくらいなら、安定した土地に昔ながらの家を建てた方がよっぽど長持ちする家になるはずです。
それでも、秋住の家は基礎からしてとんでもな代物らしいですけどね。とにかく湿地帯みたいなところに家を建てたら駄目!!ってことです。
貧乏父さん、頑張ります!!